若者の自殺が多いらしい。
しかも若者の自殺の3人に1人は原因が分からないらしい。
いじめられているわけでもなく、生活が困窮しているわけでもなく、友達とケンカしたとかでもなく、家族仲が悪いわけでもなく、成績が悪いわけでもなく…とにかく原因が分からないそうだ。ネットニュースだから信憑性はまぁまぁなんだけど。
「若者の自殺」ってとこに”若者って何歳までなんだろう”と思いつつ、見た目だけ歳をとって高校生から精神面での成長が見られない自分も若者にカウントしていいのかとニヤニヤしている。
身の回りで自殺している人って意外といる。友達の兄弟とか同僚の親とか。その人たちに関しては理由が明確で、いわゆる「病気を苦にしての自殺」だそうだ。
私は20代に1回急病で救急車に乗った。その時死にかけてる。あと5分遅れてたら死んでたって言われた時は「こんなんテレビでしか聞いたことないわ」って実感ほぼなかった。まぁある程度復活して話もできるようになってから聞かされるからリアル感なかったんだけどね。ただ号泣ばーちゃん見て息苦しいくらい申し訳ない気持ちになったのは覚えてる。
ただ「ばーちゃんが生きてるうちは死なないでおこう！」と思って終わった。ばーちゃんは98歳健在だ、私もまだ普通に生きてる。
みんなが「生きる意欲」がある前提で話をするから死んだ「原因」というワードが出てくるんじゃない？もともと生きる意欲がそんなにない人にとって「死なない理由」がなくなったら意外とあっけなく死んじゃうんじゃないかな。分からんけど。
しかも若者なんか特にそうだけど、私だって将来老人になった時に見えるビジョンは悲惨よ？そんな悲惨って分かってる未来に向かって生きる意欲持てる訳ないじゃん。お金なくて生活で精一杯なのに、結婚して子供作って更に老後資金貯めておけとか…求めすぎでしょ。げんなりしちゃうよ。
「最近の若者は…」なんて聞くけどさ、うちら世代よりよっぽど素直で頭いいし理性的で効率的だよ。だからこそ、生きていく先が「大した未来でもないもの」に価値を見出せないんじゃないの？
例えばさ、茨の道でも行きつく先に「たくさんの財宝・何不自由ない生活・最愛の人」とかがあれば多少なりケガしてでも行くと思うよ？でもさ、行きつく先にあるものが対して価値のないものだったとしたら「ケガしてまで行く必要ある？痛いし」ってなんない？
私は死ぬってなるとなんか怖いから、自分からはその選択はしないと思う。だって死ぬ感覚は実際死んだ人しか経験してない事。安らかに…とかいうけどさ、その裏でえげつないほど痛いとか苦しいかもしれんじゃん。怖すぎん？それ考えると自ら死にたいとは思わない。その根性はない。
かといって、「あなたは今死にかけています、このままだと死にます」ってなったら、よくある「意地でも生きてやる！」とかにはならずに割とすぐ諦めそう。多分スタミナないんだよね、メンタルの。
ちな、ネットニュースの内容にこういうのがあった。
「自分の問題はすべて自分の責任という考え方が人を苦しめ、結果孤独を感じてしまう。人に頼るのは弱いことだと考え、頼れないのも問題。人に話そう、もっと頼ろう」的な内容だった。
ポジティブだな、私はもっと醜悪だよ。
「全てにおいて自分は悪くない、責任請け負った記憶ないし。あと孤独上等、死ぬときはみんな一人だよ。人に頼りたいんじゃない、あと腐れなく押し付けたいだけ。誰かに話したいとも思わない。考えを整理するならブログで十分。抱える問題はいつか勝手に解決してればいいなと思ってる。自分で何かしようとは思わない。」
果報は寝て待てタイプでも一番性格に難があるタイプ
